やっと日本語のPCをみつけました。
日本食スーパーマーケットの片隅にある18台のPC。プリントアウトもOK。
日本人に混じってPCに向かう彼はスパニッシュ系?程良い眉毛の濃さと長さ。背中合わせに座っているのはアラブ系は完全な一本眉。つまり、右と左の眉が中央で結合していて「一」の一文字を目の上に描いている。かなりの一本気な性格らしいとみた。
朝、オフィス街の中にあるカフェでハムサンドを注文した。‘ハ’の音は鼻から息を抜き、‘ム’の音は唇を閉じて鼻腔を活用する。すると「マヨは?マスタードは?チーズはチェダー、スモークそれにクリームチーズがあります。レタスは?きゅうりは?トマト、オニオン?ペッパーは赤と黒がありまーす」あれは、これはとどないすんねん攻撃の数々。ああ、しんど。ハムサンドっつーたらハムサンドを作りなはれ。…でも、これって英語の勉強にはなるわよね。わざとこっちも言うの。「マヨは片方のパンに塗って、もう片方のパンにはバターを塗ってちょうだい。それとバターの上にはクリームチーズを塗るけどマヨが塗ってある方にはレタスをのっけて。ハムが上にくるようにきゅうりと交互にサンドして。トマトはジュースがでるから今日は止めておくわ。大切な手紙を読むから手を汚したくないのよ。ペッパーは赤と黒を水玉模様のように散らしてちょーだい。最後に食べやすいように楊枝を一本中央に刺してくれる?」…もしこんな事が言えるんだったら英語学校ではなくて大学へ行ってるわね。
今日は青学時代の友人からの紹介でバンクーバー在住のご夫婦とランチをすることになり、その後はその方の家で日本茶を飲み、近くをドライブしてくれた。ご夫婦のお宅はバンクーバーの郊外にある高級住宅街にあり、現在は日本人の学生を二人ホームステイさせている。全ての部屋に暖炉があるからサンタクロースの話も絵になるわね。(銭湯の煙突を想像しないように。)ご主人の方は私が勤めていた時期に同じ投資銀行にいたのが判明し、当時NYからきたやり手先物トレーダーの話で盛り上がった。彼のデスクの上だけに特別注文でクーラーを付けて一年中彼を冷やしていた話や、当時付き合っていた彼女は英語が話せないレースクイーンだったとか。奥さんの方は群馬県出身で、日本一のカカア天下で知られる群馬のカカアそのもので、肉食カナダ人でも完全に尻にひかれているのがよくわかった。
今日は、また安いホテルの一室に帰る。シャワーが隣の部屋との共用で、どちらか一方が使用中だとシャワールームへのドアがロックされて開かないようになっている。万が一そのロックがバカになっていたら・・・「こりゃまた失礼、およびじゃない」っていう英語をマスターしておけば大丈夫。
明日はいよいよ荷物をもってホームステイ先へ移動するのだ。一度だけきた手紙をもち、どんな人々がいるのか想像をめぐらしてみる。なんでも私のような語学留学の学生を4人も既に受け入れているとの事。ホームステイの受入れ規定だと夫々に勉強机のある個室を与えることが明言されているから、大きい家であることは間違いなさそうだ。問題はホストファミリーの英語力。変な話だけど、英語を勉強しに行く学生にはよろしくない英語を使ったり、英語力そのものに問題があるホストファミリーもいるようだ。それは避けたい。他よりも多少高い家賃を払うことにしたのはそのようなリスクを回避するため。私の家賃よりも200ドルも安いホストファミリーはたくさんいるんだけどね。まあ、さては何おき、違った、何はさておき、お肌の為にクリーム厚くぬって就寝です。